1959-11-17 第33回国会 参議院 運輸委員会 第4号
それから「前面防波堤の蒿上げ」というのは、横浜港の前面にありますところの防波堤全般に対しまして、現在は伊勢湾台風等の高さを考えておりませんので、これを全部高くしたい。長さを、高くて丈夫にしたいというのが五千三百メートル。 それから(b)と書きましたところは、ただいま申し上げました鶴見川、帷子川でございます。それからそれに続いて防潮堤、これが危険区域を全部いたします。
それから「前面防波堤の蒿上げ」というのは、横浜港の前面にありますところの防波堤全般に対しまして、現在は伊勢湾台風等の高さを考えておりませんので、これを全部高くしたい。長さを、高くて丈夫にしたいというのが五千三百メートル。 それから(b)と書きましたところは、ただいま申し上げました鶴見川、帷子川でございます。それからそれに続いて防潮堤、これが危険区域を全部いたします。
横浜港の中に、「鶴見防波堤の延長及び前面防波堤の蒿上げ補強約五千三百メートル」というのがあって、鶴見川、帷子地区、こうなっております。この鶴見川、帷子川というものがこの中に全部含まれておる。それから高島埠頭、貯木場、これはいわゆる外防波堤に対するかさ上げ、こういうことを運輸省としては考えておるということで理解をしていいのかどうか。
勿論例えば南海地方におきまする地盤沈下の地点において、今回災害をこうむりました場合、この復旧につきましては、例えば従前の施設の蒿上げと申しますか、高さを上げるというような点は考慮して査定をするわけであります。復旧計画としては差支えないような、成るべく法規で許される範囲内で万全の措置を講じて復旧をやつて参るということにしておるわけであります。
それに対して蒿上げであるとか、強化するとかいう問題に対しては十分に考慮して復旧してやるという課長のお答えですが、それは名目はどういう意味でやつていますか、災害復旧という名目でそういうふうな強化なり改修なりをやつていますか、それとも別個の復旧事業という項目の中に入つておりますか、予算上はどういうふうにやつていますか。
これは勿論同地点に鉱業権を持つ三菱新入炭鉱の採炭による鉱害現象でありまして、このため建設省は昭和二十三年度より二十五年度にかけて、特別鉱害復旧事業として堤防の蒿上げ等の補強をいたしたのであります。併しその後も引続いて沈下が生じ、昨年あのような不幸な状態を招いたものでありまして、今後遠賀川の改修工事を推進するためには、単に河川改修費のみでなく、鉱害復旧予算を加味して行うことが当然であると考えます。
これは昨年利根川において建設大臣に要請しまして僅かの経費でありましたが、一番危険な所に約八メートルのいわゆる蒿上げ工事を緊急にやつてもらいました。
そのためにだんだんと堤防を蒿上げして行かなければならない。あの調子で行くと、しまいには私は赤城山のてつぺんと同じだけに堤防をしなければ追つつかないのではないか(笑声)こういうふうにさえ実際考えるくらいなんですね。実際奨励をしなければならないような地域に許可を申請して届出だけでもいいような地域でも許可という河川法の規定がありまするが故に、どうもその許可はせない。
そうするとそれが壊れてしまつたというので、又折角蒿上げしました堤防を崩しまして、そうして樋一管の入れ替えをやつた、こういう案件「であります。これも建設省としましては珍らしい案件でありまして、金額は小そうございますが、ここに掲げたわけであります。
次に河川の改修と電力料金につきまして申上げますと、これは近来大河川の地帯におきましては、河川の改修は河底の上昇を抑制することなくして堤防の蒿上げに重点が置かれております関係から、洪水時期には高い水位の続く期間が極めて長期間に亘りますので、沿岸耕地の生産を保つためには、排水作業の負担が非常に加わりまして、これが従つて農民の大きな負担に相成つているのであります。
水路に泥が入つてその泥を使つて堤防の蒿上げをするとか、或いは区画整理をするというようなときに、災害復旧のほうでは泥をほかへ捨てるというような設計をしておるわけであります。ところが耕地整理なり高潮対策では何キロも先から泥を持つて来る、こういうような設計によつて別々な課へ出すわけであります。
予算額といたしまして一億八千二百万円でございますが、この事業は御承知のように大阪の港湾地帯の地盤沈下に対する蒿上げ工事を実行する仕事でございまして昭和二十五年度以降実施して参りました。只今申しました地盤沈下に対する蒿上げ、この事業費といたしまして一億四千九百万円、並びに地下水対策、この事業費が三千三百万円を前年度に引続き実施するものでございます。 次に接収解除地の整備費でございます。
それから洪水調節のダムという問題は下流が相当開けて参りまして、河川の改修を更に補修をやる、修補を考えるということになりますと、堤防のほうの蒿上げとか、或いは事によれば堤防の曳堤をやつて耕地をつぶすという不経済なことをやらなければなりませんので、できるなら上流の影響の少い所へ洪水調節ダムを作つて、そうして調節をやつて下のほうにかかつて来るウエイトを小さくしたい、かような考えで進んでおりますが、ダムを作
知多、渥美の両半島及び渥美湾内も三重海岸と同様、東海地震の影響で沈下を生じておりまして、これの修復のため県費支弁海岸百五十二キロのうち百二十五キロを高潮対策事業として蒿上げなり補強なりの工事が行われていたものであります。その約二分の一が被害を受けたと言われています。 前に述べました通り、十三号台風は九月二十五日夕刻知多半島の先端をかすめ、渥美湾を横切り、豊橋、岡崎附近を通過しております。
出た場合においては、私はやはりそこはかなり壊れた、いかれたのだから、元来施設したところの目的を達成するためには、合せて所要の高さでやるということまで含めて、いわゆる原形復旧と解釈し、負担法によつて、行くべきものであつて、この修正にありますところの除かれない部分、つまり負担法によらない部分、十分の八を補助するというものは、その対象になるところに、繁れないけれども、その後のデータによつて、特にいわゆる蒿上げ
崩壊個所については、その個所の原形復旧だけでなくて、それより堤防の高さが蒿上げされた費用も負担法によつてやる。併し海岸堤防を見ますと、全然無傷なところがあります。無傷なところがありますがその無傷なところが戦時中の地震による地盤低下によりまして、やはり災害の虞れがある。
であるからやはり同じ改良でも、今堤防の、全然川底が上つておりましても、今回の大水害に何ら被害を受けていない堤防の決壊もない個所、その個所を大事をとつて一つ上げておこうじやないか、蒿上げしておこうじやないかという場合と、必ず台風の度にやられるということがはつきりしておるところは……これは見解の相違であろうと思います。かように私は考えられるのです。
建設省所管の十二億三千万円、これも災害復旧工事と併せて行われる直轄河川の改修工事、或いは海岸の堤防の復旧と併せて行われる蒿上げ等の改修工事、河川上流部の土砂崩壊等を防止するための緊急砂防であるとか、或いは道路の修繕、都市の土砂崩れ防止、水防資材費の補助、そういつたような経費を見込んでおります。
ところが我々が見ておるのは、折角できておる遊水池を埋めて、堤防を一本にして強化して、堤防に蒿上げをしてあるし、根固めも十分できておりますから安全ではあろうと思います。ところが附近の者にしてみると、地面ができて、大変広い地面ができたと言つて喜んでおりますけれども、私はこれは大災害に関しては非常に考え物じやないか。
それかりその次は港湾地帯整備でございますか、これは大阪の大正区、港区の両地区におきまする地盤沈下というものを、これを港湾の浚渫の土砂を以て埋立をいたし、蒿上げをいたしまして、同時に現在ございます家屋を移転させ、区画整理をして、そうして元の位置に戻すという一種の埋立蒿上げを伴います区画整理事業を現在大阪の港区、大正区でやつているのでございます。
一、江戸川改修工事、現在江戸川に行われていますのは、行徳における可動堰の建設、野田より上流区間の引堤及び野田より下流区間の掘鑿並びに堤防蒿上げ工事等であります。即ち全体計画を三期に分ち、先ずその第一期として、毎秒三千五百立方メートルの洪水流下を目標として工事を行なつているのでありまして、これは昭和三十年度には完了の見込であります。
○田中一君 先般この委員会から視察を命ぜられまして行つた利根川では、まだ東武鉄道の蒿上げができておらないのです。これは調査費か何か出ているのですか、それともどうなつているのですか。
ところがそこは高潮がしよつ中来るので、高潮が来る危険があるので国がその同じ続いておるところの両側の堤防を蒿上げしたのです。そうするとその工場の民有地だけが高潮の場合の水路になるのです。そこに水が入つて来るわけです。ほかは工事がしてあるから、そこに入つて来る。その場合ほかが蒿上げしなかつたならば別ですけれども、そうでない場合に、自分のところへ水が入つて来る。
どうもほかの堤防は全部蒿上げした、そこだけは工場敷地内にあつてしない。しなければそこから川水が入るのじやないかという場合に、これは民有のものだ。ほかの並びの堤防がずつと同じように蒿上げしているが、そこだけは個人の所有だから蒿上げしなかつた。しなければ高潮で自分のところだけ水が入つて来る。やむを得ず自分のところもやるという場合はどうですか。
○政府委員(今泉兼寛君) 原形復旧と申しますと、大体元の場所に元の形のものを作るというのが、これが原則でございまするが、状況によつては場所を多少変えて作るとか、それから同じ形のものでは又再災害を受ける関係もありますので、形を違えて例えばこの堤防であつた場合等において、従来一メーターの堤防であつた、そういつたものを一メーター二十、三十程度に或いは蒿上げする必要がある、そういつた点を意味しているのでありまして
東京電燈におきまして、昔からそういう計画がありまして、この問題につきましても、この資料として出してありますOCIのほうへ、これについては尾瀬原のダムが将来高くでき、これは地質関係の問題がありまして今すぐこれを高くするということは、非常にむずかしいという意見は出ておりますが、取敢えず四十メートルぐらいのダムを造りまして水を貯めて見る、それでここにあります開発をするのですが、その結果漏水等がなくて更に蒿上げ
今度は原形復旧の上に堤防の蒿上げが必要な場合には蒿上げをするというふうな、いわゆる超過事業というものに対する補助が新しく追加になつた。これは補助が充実されたのでございます。それからこの法案におきまして改良事業と称しておりまするけれども、その中に常識的に考えられまする改良と新設とを含んでおりまするけれども、そういうふうな改良事業に対して新たに予算補助をやる。